ペニスは男性のシンボルです。そのため、ペニスに関する悩みを持つ人はとても多いです。
そのなかでも、「ペニスの大きさ」・「ペニスの皮がかぶっている状態である包茎(ほうけい)」は、多くの男性が持つ悩みだと思います。
ペニス増大と包茎には大きな関係があります。
ペニスの皮がかぶっているとペニスの血流が悪くなるため、ペニスを大きくしにくいです。そのため、常に皮がむけている状態にしなくてはいけません。
包茎の中でもペニスの皮を痛みが無い状態でむける「仮性包茎（かせいほうけい）」は正常です。日常生活を送る上で気にする必要はありません。
ただ、「ペニスを大きくする」という点から考えると、仮性包茎にも常に皮がむけているような対策をする必要があります。
ここでは、「包茎とペニス増大についての関係」を説明していきます。
仮性包茎(かせいほうけい)は正常
ペニスの皮が「むけている」「むけていない」を気にする男性は多いです。皮がむけていないペニスにコンプレックスを持ち、手術を考える人もたくさんいます。
しかし、包茎にも種類があります。常に亀頭が出ていないという共通点はありますが、包茎にも「気にする必要のある包茎」と「気にする必要のない包茎」があります。
気にする必要のない包茎は「仮性包茎₍かせいほうけい₎」という種類の包茎です。
(画像出典:オザキクリニック)
仮性包茎とは、「普段は皮をかぶっていても痛み無く亀頭を出すことができる」「オナニーやセックスでも痛み無く射精できる」状態のことを言います。
仮性包茎をコンプレックスと感じる人は多いです。しかし、きわめて正常な状態なため、手術などを考える必要はまったくありません。
幼少期にペニスの皮を短くする手術をしたり、ペニスの皮を頻繁にむいていたりしなければ、ほとんどの人は仮性包茎になるからです。
また、「日本人の約7割が仮性包茎」ということが日本性機能学会の調査でもわかっています。
つまり、皮をかぶっていても痛みがなくオナニーやセックスができれば、病気や異常でもありません。正常ということです。
また、包茎は清潔面で問題になることがあります。確かに、皮がかぶっていることで汚れや雑菌のかたまりである「恥垢(ちこう)」がたまりやすくなります。
これが通称「チンカス」です。とても嫌な臭いを発するし、病気の原因にもなります。しかし、排泄をするときに皮をむいたり、入浴時に皮をむいて洗ったりすれば、臭いが出たり病気になったりすることはありません。
「包茎は女性から嫌がられる」という意見もありますが、それは「臭い」の有無についてです。セックスの前にシャワーを浴びたり、濡れたタオルで拭いたりすれば、臭いがとれるので嫌がれることはありません。
包茎のことを嫌がる女性は、包茎は全て「皮がまったくむけない真性包茎₍しんせいほうけい₎」だと思っているようです。そのため、「包茎は不潔で臭いから嫌」と考えているようです。
包茎でも仮性包茎ならば清潔に保てます。
さらに、女性はセックスの時にパートナーの勃起したペニスを見ますが、皮をかぶっている平常時のペニスを見る場面はほとんどないです。そのため「女性は包茎の男を嫌がる」というのは、ペニスの悩みが大きい男性の被害妄想と言えます。
以上より、多くの日本人男性が仮性包茎であり、日常生活においても問題はないということから、仮性包茎は気にする必要はないと言えます。
仮性包茎はペニスを成長しにくくする
このように、「日常生活を送る」という点では、仮性包茎は何も問題ないことです。
ただ、「ペニスを大きくする」という点では皮をかぶっていることは良くありません。そのため、適切な対策をする必要があります。
ペニスに皮がかぶっていると、皮によって亀頭に圧力がかかります。そのため、ペニスへの血行が悪くなってしまいます。
(画像出典:橋本クリニック)
勃起は、ペニスの海綿体という袋のような場所に血液が流れ込み、たまることで起こります。そのため、ペニスを大きくするには、ペニスへの血流を多くすることが必要です。
皮によって亀頭に圧力がかかると、ペニスから血液を追い出すことになり、ペニスへの血流は減ってしまいます。
また、亀頭が下着などと触れることもペニス増大には大事です。亀頭が下着と触れることにより、勃起を起こす「副交感神経(ふくこうかんしんけい)」と呼ばれる神経が刺激され、勃起が強くなります。
さらに、亀頭がたくさんの刺激をうけることにより亀頭の皮膚が厚くなるため、ペニスが大きくなりやすいです。
日常生活では問題の無い仮性包茎ですが、「ペニスを長く、太くする」という点から見ると、仮性包茎は良くありません。そのため、常に皮がむけているように対策をする必要があります。
テープでペニスの皮を固定する
私のおすすめの対策は「キープポア法」です。名前は私が勝手に考えました。
「キープポア」という、医療用テープでむいた皮を固定して、皮を戻らないようにする方法です。安く、手軽に、痛みも無くできます。
キープポアは透明だし、接着力が高いです。しかし、はがすときには痛みが少ないとても優秀なテープです。費用も安く、薬局で300円ほどで買えます。
私は、15歳くらいからキープポア法をしているため、15年以上キープポアを買い続けていることになります。
ペニスの皮を固定するために絆創膏の接着部分を使っていたこともありますが、すぐに切れないし、はがすときに痛いというデメリットがありました。
しかし、絆創膏は肌色であるため、「テープを貼っているのがわかりずらい」という点では絆創膏の方が優れています。
そのため、普段はキープポアを使い、温泉や銭湯など人目に触れるときは、より目立ちにくい絆創膏を使用するのがおすすめです。
ペニスに痛みが出る包茎を解消してペニスを大きくする
このように、仮性包茎でも日常生活には困りません。そして、テープを使うことにより「ペニスが成長しにくくなる」というデメリットも回避できます。
しかし、「皮をむいたときに痛みがでる」「痛くて皮をむけない」というペニスの状態は大きな問題です。
(画像出典:セイコメディカルビューティークリニック)
皮はむけるけど、むいた後にペニスに締め付けられる感じがあったり、痛みがでたりする人がいます。このような状態を「カントン包茎」と言います。先にも述べましたが、痛くて皮をむけない状態は「真性包茎」と言います。
カントン包茎や真性包茎は、常に皮によって亀頭に圧力がかかっている状態です。また、仮性包茎より締め付けが強いので血行がかなり悪くなります。そのため、かなりペニスを大きくしにくい状態です。
さらに、痛みにより皮をむきにくいと、多くの恥垢がたまるためとても不潔な状態になります。悪臭も強い上に、性病や、陰茎がんのリスクが増大します。
そのため、ペニスを大きくする面でも、健康の面でも必ず直さなくてはいけません。ただ、すぐに手術などを考える必要はありません。
カントン包茎や真性包茎は、尿道から小便がでる穴である「包皮口₍ほうひこう₎」が狭くなっていることで起こります。
そのため、皮がむけなかったり、皮をむいたときに包皮が亀頭の付け根をしめつけられたりして違和感や痛みが発生します。
ただ、これは解決します。
亀頭の一番太い部分のところで包皮口をキープしたり、その状態で勃起をさせたりしてください。また、包皮口を指で広げたりするのもおすすめの方法です。
ペニスの皮は短時間では広がりませんが、これを繰り返していけば必ず包皮口は広がります。
この方法は「小児包茎の扱い方」という論文を書いている、写真右の岩室紳也医師もすすめている方法です。
出産したあとの女性や、肥満から痩せた人は皮膚が広がってたるみます。これと同じように、皮膚は必ず広がります。包皮口を広げる努力を継続して、カントン包茎や真性包茎を解消してください。
包茎を解消してペニスを長く・太くする
このように、包茎とペニス増大には大きな関係があります。
包茎には「仮性包茎」「カントン包茎」「真性包茎」があります。
これらに共通することは、亀頭にかぶっている皮がペニスを圧迫して、ペニスの血行を悪くしているという点です。そのため、ペニスが大きくなりにくいです。
仮性包茎は「キープポア」などのテープで皮をむいた状態を作りましょう。カントン包茎や真性包茎は、手で包皮口を広げることでスムーズに皮をむけるようにしてください。
「包茎」は大きなコンプレックスになるものです。ただ、仮性包茎は誰もがなる正常なことです。カントン包茎や真性包茎だって、自分で努力をすれば治ります。
包茎を治せば大きなコンプレックスから解放されます。さらに、ペニスの血行が良くなることで、ペニスが大きくなりやすくなります。
こうすることでペニスの悩みを解決して、ペニスを長く、太くしていきましょう。
