
ペニスの大きさに悩みを持っている人の中で、「チントレ(チンコ増大トレーニング)」という言葉を聞いたことがある人もいると思います。
このようなペニスを増大させるためのトレーニング方法は、インターネット上でたくさん紹介されています。
そのなかでも、ペニス増大のためにとても効果的なチントレがあります。それは、「PC筋(骨盤底筋)と呼ばれる筋肉を鍛えるトレーニング」です。
PC筋を鍛えると、埋まっているペニスが出てきたり、ペニスに流れる血液が増えたりします。その結果、ペニスは大きくなります。
実際に私もPC筋を鍛えることでペニスの大きさ、硬さが増したことを実感しています。
また、飯田橋中村クリニック理事長である泌尿器専門医の中村剛先生も「PC筋を鍛えることは男性機能を高める」として、PC筋を鍛えることをすすめています。
PC筋を鍛えるチントレは、場所や時間を選ばずにできることも優れている点です。
ここでは、PC筋の効果と鍛え方について説明していきます。
PC筋とは
PC筋とは、英語でPubo Coccygerus mucleと言います。日本語では「骨盤底筋(こつばんていきん)」と訳されます。

(画像出典:3MIX training)
骨盤底筋は、腰にあるお尻の割れ目のはじまりから、ペニスの付け根にかけて広い範囲に存在します。また、骨盤底筋は1つの筋肉で作られているわけではなく、多くの種類の筋肉でできています。
PC筋を鍛えるとペニスが増大する仕組み
先にも述べたように、PC筋を鍛えることによって身体の中に埋まっているペニスが出てきやすくなったり、ペニスの血行が良くなったりします。
また、ペニスを大きくする働きがある男性ホルモンや成長ホルモンが増えます。その結果、ペニスが大きくなります。
体に埋まっているペニスがでてくる
PC筋が大きくなると、体に埋まっているペニスが体の外に出てきやすくなります。
ペニスは、体内に埋まっている部分があります。その埋まっているペニスとPC筋はつながっています。そのため、PC筋が大きくなる分だけ、埋まっているペニスが体外に押し出されます。
その結果、ペニスは大きくなります。
ペニスの血流が増える
PC筋の機能が高くなると、ペニスに流れる血液の量が増えます。すると、ペニスが成長しやすくなります。
(画像出典:静岡美容外科橋本クリニック)
勃起は、ペニスの中にある「海綿体(かいめんたい)」という袋のような場所に血液がたまることで起こります。
PC筋は、勃起をするときに海綿体に血液を送ったり、海綿体から血液が出てこないようにしたりする働きを持っています。
PC筋の働きが強まれば、海綿体に送られる血液が増えたり、海綿体から出ていく血液が減ったりします。その結果、ペニスは増大します。
また、筋肉はエネルギーをたくさん使うので、増えた筋肉の周辺にエネルギーを補給する血管・血液が増えます。このように、ペニスの近くに血管・血液が増えることでも、ペニスの血流が増えます。
男性ホルモンや成長ホルモンが増える
PC筋が刺激されると、ペニスを大きくする作用を持つ男性ホルモン・成長ホルモンが増えます。その結果、ペニスが長く太くなります。
PC筋を鍛えると、ホルモンを作る脳や精巣の働きが強くなるからです。

射精するときは、PC筋の一部である球海綿体筋が収縮を繰り返すことによって、精子が飛び出します。
射精は脳や精巣からの命令で起こります。PC筋はその命令を受けるために、脳や精巣と神経でつながっています。そのため、PC筋を鍛えるときに脳や精巣にも刺激がいきます。
すると、脳や精巣の働きも活発になり、男性ホルモン・成長ホルモンがたくさん作られるようになります。
PC筋の中でペニス増大に大切な筋肉
多くの種類の筋肉が集まってできているPC筋の中でも、特にペニス増大に大切な3つの筋肉があります。
それは、先にも述べた「球海綿体筋(きゅうかいめんたいきん)」「肛門括約筋(こうもんかつやくきん)」「尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)」です。
この3つのPC筋を意識して鍛えることで、ペニスは成長しやすくなります。
球海綿体筋は、先ほどの写真のように肛門とペニスの付け根の間にある筋肉です。
(画像出典:便秘の教科書)
肛門括約筋と尿道括約筋は、便や尿を出したり、漏れるのを防いだりしている筋肉です。肛門や尿道をとりかこむようについています。
PC筋の鍛え方

(画像出典:がんを克服するための新常識)
3つのPC筋は「肛門を閉める」ことで鍛えられます。
3つのPC筋肉は1つずつ動かすことはできません。3つの筋肉は連動しています。
尿を途中で止めたり、勃起したペニスを動かしたりする運動は肛門を閉めることで起こります。このときに、球海綿体筋・肛門括約筋・尿道括約筋すべてが動いています。
そのため、基本的には肛門を閉めることで、3つのPC筋を鍛えることができます。
ただ、より効率的に鍛えられる方法があります。
球海綿体筋を意識する
チントレをするとき、3つのPC筋の中でも球海綿体筋を意識することが特に大切です。
球海綿体筋はペニスや精巣と直接つながっているため、この筋肉を鍛えることがペニス増大には効果的です。
また、筋肉トレーニングをするときは、鍛える筋肉を意識したほうが筋肉がつきやすいです。

(画像出典:骨盤底筋体操のやり方)
イラストのように肛門と玉袋の付け根に手をあててください。そこで、肛門を閉めてみてください。そうすると筋肉がピクピクと動くのが確認できると思います。そこが球海綿体筋です。
肛門を閉めるだけでも十分、球海綿体筋を刺激することができます。ただ、トレーニングをするときにこの場所を意識すると、効率よく球海綿体筋を鍛えることができます。
チントレの仕方は3種類
3種類の肛門の閉め方をすると、PC筋を効率よく鍛えることができます。
「なるべく早く多く肛門を閉める」「肛門を閉める、ゆるめるをできるだけゆっくりやる」「肛門を強く長い間しめつづける」です。
(画像出典:速筋と遅筋の違いを知ろう)
筋肉は瞬発力をだす「速筋(そっきん)」、持久力をだす「遅筋(ちきん)」で作られています。この2つをバランスよく鍛えることがポイントです。
「なるべく早く多く肛門を閉める」トレーニングは速筋を鍛えることができます。「肛門を閉める、ゆるめるをできるだけゆっくりやる」は遅筋の働きを強めます。
また、アイソメトリック運動と呼ばれる筋トレ方法もおすすめです。アイソメトリック運動は、負荷をかけ続けることで短時間で筋肉に強い刺激を与えることができます。そのため、効率よく筋肉を鍛えることができます。
「肛門を強く長い間しめつづける」
これはアイソメトリック運動です。PC筋トレーニングにもこの運動法を取り入れることをおすすめします。
限界まで行う

筋肉が辛くて動かせなくなるまでトレーニングを続けてください。
肛門を閉めるだけでも効果はありますが、動かせなくなる限界まで行った方が筋肉は大きくなりやすいです。
アメリカのアーノルド・ゲーゲル医師が考えたPC筋を鍛える「ゲーゲル体操」と呼ばれるものがあります。このトレーニング法は、「肛門を10秒しめる、10秒ゆるめる繰り返しを10~20回1セット。これを1日3回以上」としています。
最初の慣れないうちは、これを目安にやるのも良いです。
ただ、PC筋が強くなってきたら、先に述べた3つの方法を限界がくるまで1日にできるだけ多くやってください。それくらい、PC筋を鍛えることはペニス増大において大切なことです。
私は、トレーニングを限界までやると常にPC筋が収縮している感覚になり、半立状態が長く続くようになります。また、とてもムラムラしてきます。
これはペニスの血流が増えたり、性欲を作る男性ホルモンが作られたりしている証拠です。
人によって感じる差はあると思いますが、目安としてこのような感覚がくるまでトレーニングを続けてください。
下半身全体の筋肉を鍛える

(画像出典:健康運動士 小川りょう)
ペニス増大のためにはPC筋だけでなく、足・腰など下半身全体の筋肉を鍛えることも大事です。下半身に筋肉がつくことによって、下半身に血液がたまりやすくなったり、流れやすくなったりするからです。
その結果、ペニスの血行も良くなります。下半身全体を鍛えることができる「スクワット」を日常生活に取り入れてみてください。
PC筋トレーニングを毎日行う
このように、効果のあるチントレとして「PC筋トレーニング」があげられます。
PC筋は多くの種類で作られています。そのなかでも球海綿体筋・肛門括約筋・尿道括約筋の3つの筋肉がペニス増大のためには大切です。
PC筋は「肛門を閉じる」ことで鍛えることができます。また、効率よくPC筋を強くする方法として、「球海綿体を意識する」「3種類行う」「限界までやる」「スクワットを取り入れる」ことがポイントです。
さらに、「いつでもどこでもできるので続けやすい」というところも、PC筋トレーニングの良い点です。
ペニスを大きくするためには、何よりもトレーニングを続けることが大事です。少しづつでも良いから毎日するようにしてください。
PC筋を強く大きくして、ペニスを長く太くしていきましょう。