(画像出典:colteccompr)
ペニスを大きくするトレーニング方法の1つとして、「ミルキング」や「ジェルキング」と呼ばれる「チントレ(チンコ増大トレーニング)」というものがあります。
これらは、上の写真のように「ペニスに力をかけて強制的に血液を送ることで、ペニスの容積を大きくする」という理論の元に行われています。
確かに、ペニスを大きくするためにはペニスの血流を増やすことが必要です。
私は、ペニスを大きくするために色々なトレーニング方法を10年以上試し続けてきました。その結果、「力をかけてペニスに血液を送るトレーニング方法は、ペニスを大きくする効果は無い」という結論に至りました。
しかし、色々なサイトでこのようなチントレがすすめられています。これは、ミルキングやジェルキングをした後は、「一時的」にペニスが大きくなるからだと推測できます。
これは、ペニスの皮に水分がたまって、水ぶくれのような状態になっているだけです。すぐにペニスの皮から水分が抜け、元にもどってしまいます。
ペニスの構造や勃起の仕組みがわかると、外から力をかけて無理やり血液をペニスに送っても、ペニスは大きくならないことが理解できます。
アメリカの著名な病院であるメイヨークリニックでは、被験者にジェルキングやミルキングなどのチントレをしてもらい、臨床データをとりました。その結果、効果が無かったことを論文にして公表しています。
「男の「性」活習慣病」の著者である小堀善友医師や、「小児包茎の扱い方」の論文を書いている岩室紳也医師も「無理やりペニスを血液に送ることは危険」であると述べています。
ここでは、ミルキングやジェルキングなどのトレーニングにペニス増大効果が無い理由を説明していきます。
勃起は化学反応で起こる
実際に、ペニスの構造と勃起の仕組みを知ると、力をかけてペニスに血液を送るトレーニングに効果が無いことがわかります。
(画像出典:橋本クリニック)
ペニスの中には「海綿体(かいめんたい)」という袋のような場所があります。ここに血液がたまることでペニスは大きく硬くなり、勃起が起こります。
海綿体には血管がつながっています。この血管は普段は閉じていますが、性的に興奮すると開きます。すると、海綿体に血液が流れ込みます。
この血管が閉じたり、開いたりするのは、血管の周りにある「平滑筋(へいかつきん)」という筋肉の働きによるものです。
普段は平滑筋が縮んで、血管を閉じさせています。興奮すると平滑筋がゆるみ、血管が開いて海綿体に血液が流れ込みます。
このように、勃起は、ペニスの筋肉と血管が連動することで起きています。
(画像出典:佐井泌尿器科クリニック)
この血管と筋肉の連動は、上のイラストのようなものすごく複雑な「化学反応」によって成り立っています。
性的に興奮をすると、ペニスの血管の表面から「NO(一酸化窒素)」という物質が出ます。
それが引き金となり、「c-gmp」・「VIP」・「PDE5」など多くの化学物質が作られます。これらが相互に作用することで筋肉がゆるみ・血管が開くことで勃起が完成します
ペニスを大きくするには海綿体に流れる血液の量を多くする必要があります。そのためには、この化学反応を強く起こさせることです。
また、血液がスムーズに海綿体に流れ込むためには、血管がやわらかく、血液がサラサラである必要があります。
(画像出典:taseer penis enlargement)
一方、ジェルキングやミルキングなどのチントレは、外からの力で無理やりペニスに血液を送り込むことでペニスを大きくしようとするものです。
しかし、外から無理やり力でペニスに血液を押し込んでも、この化学反応はいつまでたっても鍛えられません。同じように、血管や血液の状態も良くなりません。
そのため、ジェルキングやミルキングなどのペニスに力をかけて強制的に血液を送るトレーニング方法では、ペニスは大きくならないです。
ペニスを長く太くさせるためには、食事・運動・睡眠などのライフスタイルを改善して、身体全体を内側から変えなくてはいけません。
身体全体の働きが良くなることで、勃起の化学反応が強くなったり、血管と血液が良い状態になったりします。
そして、ペニスに流れ込む血液が多くなり、ペニスは増大していきます。
平常時の大きさも、大量の血液が流れ込むようになれば自然と大きくなります。しぼんだ風船と一緒です。
生活習慣のなかでも特に栄養は大事です。豊富な栄養分は勃起にかかわる筋肉・神経・血管を強めたり、ペニスを大きくする働きがある男性ホルモンや成長ホルモンを増えやすくしたりする効果がものすごく高いです。
このような栄養をとるためには、ペニス増大サプリが特におすすめです。増大サプリは、食べ物からペニスを大きくする作用がある栄養だけを抽出したものであり、ペニス増大にとても効果的です。
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一時的に「力」をかけただけではペニスは大きくならない
(画像出典:mail online)
上の写真のような唇や耳たぶに大きなピアスを空けた部族や、首に大きな輪の重りをつけて首を長くしている首長族などがいます。
このように、「力」をかけることで体は変えることができます。
身体を構成する細胞は、力を「長い時間」かけると成長したり分裂しやすくなったりする特徴があるからです。
(画像出典:おの整骨院)
実際に、上の写真のように整形外科や形成外科で行われている「牽引療法(けんいんりょうほう)」と呼ばれる方法あります。これは、骨・関節などの形の異常を、外から力をかけることで正しい形に戻す方法です。
ただ、これらは力をかけ続ける時間が長くないといけません。
小一時間、ジェルキングやミルキングを行ったり、ペニスを引っ張ったりして力をかけても効果はありません。
また、骨・関節・皮膚などは「コラーゲン」という物質が主な成分です。コラーゲンは繊維のような柔らかい物質で、形が変わりやすい特徴を持っています。
それに比べて、ペニスには骨や関節はありません。血管・神経・筋肉が複雑に入り組んでいます。また、コラーゲンが骨や皮膚よりも少ないため、力をかけてペニスを大きくするには、より長い時間力をかけ続けなくてはいけません。
そのため、ペニスに一時的に力をかけるトレーニングをしても、ペニスを増大させることはできません。
ペニスに無理やり血液を送るよりも、生活習慣やオナニーの仕方が大事
このように、ジェルキング・ミルキングなどのペニスに力をかけて血液を送るトレーニング方法では、ペニスは大きくなりません。
勃起の仕組みやペニスの構造から、ペニスに無理やり血液を送ってもペニスの容積を広げられないからです。
ペニスを長く太くするためには、勃起の化学反応を強くすることです。また、血管がやわらかく丈夫で、血液がサラサラであることも重要です。
そのためには、食事・睡眠・運動などのライフスタイルを改善して身体を内側から変えることが必要です。
生活習慣のなかでも、豊富な栄養をとることはペニス増大には特に効果的です。そのためには、ペニス増大サプリをおすすめします。勃起にかかわる組織を強くしたり、男性ホルモン・成長ホルモンを増やす働きがとても高いからです。
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オナニーとセックスをたくさんすることも大切です。また、オナニーの興奮度を高めたり、時間を長くかけたりなど、オナニーの仕方を工夫することもペニスを大きくしやすくします。
ジェルキングやミルキングなどのチントレをするよりも、生活習慣やオナニーの仕方を変えることで、安全に効率よくペニスを大きくしていきましょう。